『ライアー・ライアー(久追遥希 MF文庫J)』6巻 感想 この激闘ですらほんの序章にすぎない――‼
気が付いたらもう1月。
普通ライトノベルってアニメ化まで漕ぎついてそこから更に人気爆発!! レーベルの看板!!! とかにならないと、コンスタントに話したり楽しんだりって難しいと思うんですよ。
だがライアー・ライアーは違った。
発売直後の各種キャンペーン
毎月の書き下ろしSSとイラスト
毎日更新されるTwitter
発売直前の新刊情報祭り
そしてそこの合間に挟まる番外的読者参加型イベント(人気投票とか)
ライアー・ライアーは俺たちを楽しませることしか考えてないのか??????
一体アニメ化したらどんだけ盛り上がってしまうのか?
MF編集部のっ!
久追先生のっ!!
konomi先生の本気がッ!!!!
伝わるっ――!!!!
ここまで前置きの前置き
待望というには刹那の体感で到来してしまったライアラ第6巻!!
特典や挿絵のために描き下ろされたkonomi先生の神イラストの数々に既にして圧倒されていたのはもちろん、前巻のラブラブコメコメが嘘のような熱すぎる戦いの連続とやっぱり隙あらばラブがコメってしまうキャラたちの駆け引きで、
ライアラ愛が更に燃え上がる読後感。
そしてまず最初に、最近流行ってるので便乗して言っておきたいことが1つあります。
ならない
俺は更紗柱
煉獄杏〇郎だ
ここまで前置き
終わりの始まり
語彙力がセキセイインコレベルなので上手く言えないですが、この各巻プロローグにあったりなかったりする「その巻で緋呂斗に立ち塞がるキャラ」視点の導入
めっちゃ好き
真夏の祭典《SFIA》開幕
両手に花の勉強会
好きでこんなことしてるわけじゃない(好きでこんなことしてるわけじゃないとは言ってない)夏服更紗ちゃんがかわいい!!!
かわいいアホ毛もご機嫌にくるんくるんッ!!!
そして登場した新キャラ、いや
新ヒロインの水上摩理
自分含め100人中120人くらいが発売前のイラストで水上真由を予想していたけどまさか初出の妹さんとは
真面目委員長属性黒髪ロングとヒロインの一角を担うには申し分なし
更にもう一人の新キャラ、佐伯薫。
ユニークスター2つ持ちの6ツ星というこちらはライアラのバトルとイケメソ成分を盛り上げてくれる強キャラ
ライアラ自体巻を追うごとにキャラもどんどん増えていくし、6巻は全体を通してバトルバトルなノリだけどバトルやラブコメのどちらか一辺倒にならないように(男キャラばっかりとか女キャラばっかりとか)キャラ配分・登場のバランスがしっかりしてるのとってもすき
正義の矛先
《SFIA》最初の山場と言えるサードステージ
進司がまぢイケメソ!!
6巻は地味に進司個人の掘り下げーー過去の出来事が示唆されてるのも良き
進司視点の過去話で1巻使ってもいいんですよ
そして英明の生徒会長にして6ツ星の名に恥じぬ「学園ぐるみでのゲームの攻略」と緋呂斗へのフォロー、学園の勝利ため戦友のため指揮を執り闘う漢気に惚れる!!
さりげなく壇上に一緒に立ってる七瀬たんも絶対胸キュン
最初の山場となるゲームなだけありセミファイナル・ファイナルステージで一堂に会するであろう強敵たちが言及ないし英明陣営と絡み始めるのも熱い。
最終的にこのゲームで一抜けを果たすことになるダークホース・4ツ星の夢野美咲ちゃんという、名前そのものもここで初登場のある意味一番得体の知れぬキャラも直接の邂逅こそないものの確実にその存在感を増してきているという。
ゲーム展開の熱がどんどんギアを上げていくのを感じますよぉ!!
でもそんな熱を帯びてる展開でも構わずアツアツゥの英明バカップルの絡みは本当ほっこり
この章の主役はこのカップルたちだったんですね?!
肝心サードステージの進捗については緋呂斗と絡ませるキャラの選定が最高
枢木千梨ネキに始まり、巷で噂のすごく強くてめちゃくちゃにしたいくらい可愛くて空前絶後の大人気な皆実雫ちゃん。
そして最強kawaii宇宙レベルで大人気の彩園寺更紗ちゃん!
最後にイチ推しイケメソの一人、6ツ星の《絶対君主》霧谷凍夜!!
一度緋呂斗に敗北したものの格を落とすことなく去っていた彼が立ちふさがって、上がる必要がなかったとはいえ結果的に姫路ちゃんをリタイアに追い込む嫌らしさ(褒め言葉)を見せてくれたのはニッコリ
まさかのサードステージで進司退場という波乱と不安を残しつつも安定のドヤ顔で啖呵を切って見せる緋呂斗に大歓喜
これを見にきた!!
裏切り者は突然に
今巻最後にして最大の闘い
の前に閑話休題
癒しの紬ちゃんロリロリタイム!!!!
これには姫路ちゃんも眼球しいたけ!!
ロイド君も一緒に寝てるのホントすき!!!!!
セミファイナルに向けての英明会議で超笑顔の緋呂斗のみんなのアイドル乃愛パイセン
かわいい
水上真由ちゃんについてはここで言及。
まさかのデイビット的「不可能なことをやってしまう」タイプの天才だったとは
ちなみはキリ様的「できることを確実に達成する」タイプの天才は更紗ちゃんだと思います(以上FG〇ネタ)
多分真由ちゃんはおっぱい大きい(偏見)
あと英明会議で120%の確率で発生するイベントだけど、
進司まぢそういうとこじゃん(すき)
セミファイナルは学区関係ないランダムに組まされたメンバーで行うチーム戦。でもいわゆる人狼要素があるから味方と言えど油断できない緊張感というか同チームに既存強キャラが来ても頼もしい味方とは限らないという状況のなかで緋呂斗のチームメンバーには
前巻でその活躍を期待されていた桜花の最終兵器・イケメソチンピラの藤代慶也
そのダウナーぶりと色々とアレな発言の数々で個人的に評価が爆上がり鰻のぼり中の皆実雫ちゃん
そして極めつけは茨学園の絶対的エース・結川奏くん
いやなんでお前いんのwwww
こんな良キャラを使い捨てにしない久追先生はさすがわかっていらっしゃる。
ひたすら皆実雫ちゃんに(笑)されてるところがおいしい
”聖別”
ダウナーなノリを崩すことなく場をかき乱す皆実雫ちゃんが可愛い可愛い
よくよく考えたら皆実雫ちゃん今(自分の中で)流行ってるショートボブだし特典イラスト可愛かったしダウナー入ってるし……
アリかナシかで言ったら……
アリ寄りのアリ!!!
それだけ誘っておいて百合は無理でしょ。
聖別とは皆実雫ちゃんが好みの女の子を選定する儀式のことだった……?
そのまま順調に不安な影を残しつつ終了した初日のゲームからの英明会議も終わり、紬ちゃんと作戦調整をするのだが
なんと紬ちゃんの魔眼(笑)には魅了(チャーム)の効果あることが判明!!
それってつまり紬ちゃんが領域展開したら魅了(チャーム)が必中になって絶対にロリコンになるってことかい??!(イミフ)
冗談はさておき二日目を迎えて各チームの脱落状況を整理する中でダークホース夢野美咲ちゃんが自分以外のチームメイトを全員退場させたという驚愕の情報が
緋呂斗自身も強烈なエピソードと言ってる通りその得体の知れなさが加速する
そんな中で始まる二日目。
早速更紗ちゃんと出会って緋呂斗におツンツンな態度を見れて大満足!
しかも皆実雫ちゃんと更紗ちゃんの対戦カードの実現まで!!
ここの夏服更紗ちゃん超かわいい
実力の底を未だ見せていないとは言えさすがに更紗ちゃん相手は荷が重かったか負けてしまった皆実雫ちゃんだけど
皆実雫ちゃんは喋ってるだけで面白いからオールOK
と、そんなキャットファイト(真剣勝負)に頬を緩ませているのも束の間突如流星の如く現れた謎のヒロイン夢野美咲
………………
………………………………
e? nani kono universe teki nori ha?
薄ピンクのショートヘア
小柄なぼでー
憎たらしいくらい可愛いお顔
八重歯
無駄なハイテンション
電波
illust : konomi(きのこのみ)
超好みなんですけどーーーーーー!!!!!(きのこのみだけに)
頼む!!
早く、
早くキャラデザを見せてくれぇ!!
得体の知れない不気味さが晴れたらそこにはストライクゾーンど真ん中の女の子が
久追先生…
ありがとう!!
あんた私の父さんだ!!!
はい、ここでわたしに眩い後光が差し込みます!
なんかこう別世界から迷い込んだままノリと勢いで突っ走ってる感じいいよね!!
からの緋呂斗との戦闘に移るかと思いきや闘いに乱入・中断して摩理ちゃんをけしかけてくる佐伯薫と怒涛の展開
遂にそのゲスな本性をあらわした佐伯薫くん。うん知ってた。
摩理ちゃんかわいそう
覚悟の証明
勧 善 懲 悪
正義は勝つ
ドヤ顔緋呂斗勝利宣言
終戦と開戦
本当の勧善懲悪はここからだ!! ということで春までお預けだけど気が付いたら発売から2か月弱だしきっとあっという間。
しかもエイプリールフールに合わせて何かデカい祭りをライアラ公式がやってくれるのでまだまだ楽しみは続くぜ!!
激闘の末英明陣営で残ることができたのは緋呂斗を除くと摩理ちゃんただ一人。
目的も思惑も入り乱れて激闘必至。6巻は本当に次巻にむけての壮大なプロローグだと思わせるには十分すぎるファイナルステージ進出者のメンツに胸の高鳴りが隠せません。
そして最後に
夢野美咲ちゃんが勝ち上がってくれて嬉しいよ!!!!
当方の推しチェンを賭けた更紗ちゃん vs 美咲ちゃんの壮絶な闘いの行方や如何にーー!!?