アニメ『ダーウィンズゲーム』9話 感想 首都高バトルの圧倒的クオリティ
アニメDゲーム9話
首都高バトルが神作画すぎる!!
あらすじ
「ダンジョウ拳闘倶楽部」と同盟を結ぶための一騎打ちでダンジョウに認められたカナメは、戦いの途中で突如乱入してきたDゲームランキング1位・劉雪蘭によって拐われてしまう。
カナメの類いまれなる殺しの才能を見込んで身内へと引き入れようとする雪蘭だがカナメを助けに来たシュカたちと戦闘に発展し、カナメ達のクラン「サンセットレーベンズ」の初陣となるクランマッチを雪蘭へと仕掛ける。
雪蘭の車を破損させ「誰も殺さないで逃げ切る」という条件を達成困難にすることで辛くも勝利を掴んだカナメ達。雪蘭はその対価として自身を「サンセットレーベンズ」へ加入させるよう提案してくる。
そしてカナメ達が雪蘭と戦っている裏で、ネット上にある動画が上げられていた。カナメを挑発し呼び寄せるために撮られたそれは、カナメの友人・シノヅカが拷問される壮絶な動画だった。
感 想
怒るシュカ
カナメを攫われて激おこプンプン丸のシュカ
原作のレインちゃんに鎖突きつける殺意全開シーンも見てみたかったけど、話のテンポ的には仕方なしだしオロオロするスイちゃんとクール&クールな13歳・レインちゃんが原作通り可愛いからオールOK
そんなレーベンズのセーフティでもあるレインちゃんの心情がしっかりわかる小説版『ダーウィンズゲーム フラッグゲーム』は神(唐突)
あとここのドン引きスイちゃん大好き
突撃宣言
「この車を止めろ! 後は俺がなんとかする!!」
こんな感じの “一般的にはこうするのが一番” に敢えて逆らって挑む姿勢大好き
ちょっと違うけどH×Hでシュートがナックルに「俺の分も!!」って言うシーンとかと似たアツさがある
18巻で士明さんが言ってたカナメ・シュカ不在のレーベンズに欠けてる果敢さっていうのが正にこういうところ
首都高バトル
満場一致の今話 最大の盛り上がりどころ
動く動く!
カットごとの作画もキメるところはバッチリ決めてあるし何よりその演出に負けないぐらい迫真の声優陣の演技!!(主にシュカちゃん)
上田麗奈さんはロード・エルメロイのグレイたんの迫真ロンゴミアド叫び芸でファンになったクチだけどやっぱすごいわ
シュカってカナメに対しての態度とそれ以外の態度で日常的に違いがあって、
その2つの中でも感情の振れ幅が大きくてしかもスイッチが急に変わるような演者泣かせなキャラだけどそれを完全に演じ切ってる上田さんの実力は圧巻。
もちろんDゲーム最推しのレインちゃん(CV.大森日雅)も最高だけどね!!
(レインちゃんみたいに小さい振れ幅で色々演じる云々は確か前回語った)
「カラスって黒くて可愛い」
「この世で一番タフな鳥だぜ」
「カラスって本当はとても家族思いの優しい鳥なんですだからです」
みんな早口
直接闘ってる場面以外でも合間合間で戦闘途中が故の忙しさで動くキャラたちが更にスピード感とテンポを助長してて全体通して息をつく間もなく見せられた首都高バトル。
見事に製作サイドの術中にハメられました
アニメDゲーム自体が構成としてテンポよく進むけど今回はずば抜けていい
王さんからのビデオレター
「それぐらい自分で調べろや ばーか」
なかなか心が痛んだ原作シノヅカのマジ泣き顔の臨場感を余すことなくぶち込んでくるのと、唐突な場面切り替わり→ホームビデオ感満載のスナッフムービーによるおぞましさの演出がたまらない
王さんの小馬鹿にした陽気な態度からの「自分で調べろやバカ」で威圧するギャップも小物では終わらない滅茶苦茶なイカれ野郎ぶりが出ててマジ王さん最高ッスってなる
王さんの魅力っていかにもチンピラ風ですぐ暴力に訴える典型的小物に見えてその実行動も思考も日常から徹底して大きく振り切れてるところにあると思う。それを徹底してるからカリスマもあって、恐怖以外の理由を持って付き従う仲間もいるのがたち悪い。
敵キャラとして色んな意味でインパクトが強いしそんな王さんのキャラを好きになれたのもDゲームにハマった要因の1つ
味方サイドにも敵サイドにもいいキャラが序盤でしっかり出てきてしっかり活躍するDゲームはやっぱりいいぞ!
画像は「ダーウィンズゲーム」第9話より引用